11月7日(火)、1年生の西洋服装史の授業の一環として、
学校が保管しているヴィンテージ作品について校長先生にレクチャーして頂きました。
まずは1900年代のアールヌーボー調のイブニングドレス
曲線的でゆるやかなS字カーブ、細部までこだわったオートクチュールのドレスです。
背中のタッセルがかわいい☆
続いて1920年代に大流行したリトルブラックドレス
ひょっとしたらシャネルの商品かも・・・と聞いてビックリ!!
1940年代のミリタリー調のワンピースドレスでは厚い肩パッドにビックリ!!
でも・・・現代のスタイリングに取り入れてみたい♪
こちらは2000年代のヴィヴィアン・ウエストウッド ゴールドレーベルのウエディングドレスです。
後ろに回るとヴィヴィアンのロゴマークのボタンが!!!
レクチャー終了後にはボタンの写真を撮る学生が続出!!!
その他、モスキーノのボディコンシャスなワンピース、
アレキサンダー・マックイーンの1992SSコレクション作品で袖に特徴のあるスーツ、
トムフォードによる2001~02AWのグッチのコレクション作品など、
計17体を通して20世紀のファッションの歴史のレクチャーして頂きました。
一番人気なのは1950年代のクチュールドレス
1つ1つのビーズ刺繍にオートクチュールのこだわりを感じます!
こちらは、ティエリー・ミュグレーの80年代のパワースーツ
WWDの通算2000号記念特大号の31ページに載っていた
ミュグレーの巨大な肩の作品を見て興味津々!
レクチャー終了後は気になった作品をスマホで撮影したり、
縫製や刺繍を間近で見たりと、時間があっという間でした。
学生からは・・・
授業で習って教科書で写真は見たことがあったけど、やっぱり本物は透け感や立体感がぜんぜん違う!!
10年間ごとのシルエットの変化がわかりやすかった。
昔のスタイリングも今風にアレンジして取り入れたいと思った。
などの声が聞かれました。
この後行われるCFC FASHION CONTESTに向け、
スタイリング、ディテールなど参考にしましょう!!